弘前大学大学院保健学研究科 医用工学/医療情報工学 野坂研究室

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弘前大学大学院保健学研究科 医用工学/医療情報工学 野坂研究室

医学部保健学科

医学部保健学科

医学部保健学科

教養教育 自然・科学「データサイエンスの基礎」1年次前期開講
(保健学科 検査技術科学専攻学生対象)

データやAIの活用によって、社会がどのように変化しつつあるかを理解するため、データの可視化やデータ分析の方法を理解し、実践するスキルを修得します。またデータやAIの活用に関する倫理的な問題や、負の側面について理解します。

教養教育 医療におけるノンテクニカルスキル入門 1年次前期開講
(全学生対象)

医療におけるノンテクニカルスキル入門
一般的にスキルにはテクニカルスキルとノンテクニカルスキルとがあります。専門技術であるテクニカルスキルに対して、ノンテクニカルスキルは専門分野を問わず論理的に考え、相手にわかりやすく伝達するための技術です。医療分野だけでなく航空業界など多くの業界で広く取り入れられており、ロジカルシンキングや言語技術とも言われています。本授業では演習方式でノンテクニカルスキルについて学習し、医療での活用についても解説します。

教養教育 人間・生命「情報と健康・医学-保健・医療とデータ解析-」
1年次前期開講 (全学生対象)

情報と健康・医学
保健・医療データは生データのままでは、データが意味する真の内容を詳細に読み解くことはできません。本講義では演習形式での基本的な統計手法の学習を通じて、情報判断の仕方を修得し、地域の保健・医療が抱える諸問題を考えていきます。


医用生体工学 1年次後期開講 (保健学科 検査技術科学専攻学生対象)

医用情報機器工学
医療機器は数多くの電子部品により構成されています。そのため本科目では各種検査機器および情報機器を取り扱うために必要な電磁気、情報通信、および電気・電子工学の基礎的な事柄について学習した後、臨床検査機器に用いられているセンサーなどの半導体等の医用工学知識、またデータ解析に必要なソフトウェア工学知識を学習し、電気電子工学に基づいた安全な取扱いができるための知識についても学習します。

医用生体工学実習 2年次前期開講 (保健学科 検査技術科学専攻学生対象)

医用情報機器工学で学習した電子・電気工学およびソフトウェア工学の理論に対し、実際の計測機材を用いて実測値を計測します。
理論値と実測値の違いや生体信号を取得する上での注意点等を実習形式にて学習します。


情報工学概論 2年次前期開講 (保健学科 検査技術科学専攻学生対象)

情報技術は医療現場において電子カルテや臨床検査情報システム、遠隔医療情報システムなどとして利用されています。本授業では汎用的なIT技術について学習するとともに、医療における情報利活用技術について学習していきます。


臨床栄養学 2年次前期開講 (保健学科 検査技術科学専攻学生対象)

臨床栄養学
栄養指導においては、人体内での代謝機構を理解することが必要であるとともに、各栄養素の特性を知り、その摂取方法を理解しておくことが必要です。また栄養素の過不足により発生する疾患、また患者の疾病に合わせた摂取方法の指導など、本科目では疾患に対して臨床栄養としてのアプローチについて学習します。


臨床検査総合管理学 2年次後期開講 (保健学科 検査技術科学専攻学生対象)

検査管理総論

臨床検査で得られたデータを解析して、計測したデータが充分な精度が得られているのか、また患者検体の取り間違えや測定ミスがなかったどうか、あるいは外部の医療機関においても同様の数値が得られるかどうか、治療効果が得られているかどうかなど臨床検査数値の判断方法や医療機器の精度管理方法について学習します。特に最近は国際的な精度管理としてISO15189などの国際的標準化規格の導入が進められており、国際規格についても学習します。


医用機械知能工学演習 2年次後期開講 (保健学科 検査技術科学専攻学生対象)

機械知能技術(AI技術)は医療を大きく変える可能性を有した次世代技術であり、AI技術を搭載した新たな医療機器が医療現場にも登場しています。本授業では深層学習について基礎知識を習得するとともに、医療画像を対象とした深層学習モデルの作成方法について演習形式で学習します。


検査機器総論 3年次前期開講 (保健学科 検査技術科学専攻学生対象)

臨床検査では検体検査、生理検査で多くの分析機器が使用されます。しかし、それらが正常に作動し、得られた数値が正しいか否かの判断は分析対象、機器、構造、作動原理、保守管理の理解が必須です。この講義では臨床検査技師が使用する医療機器についての原理と特性を学びます。また、有機機器分析[MS(質量分析)、NMR(核磁気共鳴)、HPLC、その他]による生体成分および食品成分の分析法など今後新たな臨床検査機器として臨床への導入が始められている医療機器についても学習します。


医療リスクマネジメント 3年次前期開講 (保健学科全専攻学生対象)

臨床検査業務において発生する恐れのある患者検体の取り間違いや採血時の事故などへの対処について学習します。特に近年は医療を取り巻く環境が大きく変化し、各医療職間での連携が不可欠となっています。このことから本科目では看護、診療放射線、臨床検査、理学療法、作業療法など全コメディカル業務においてどのような医療リスクが存在しているのか、またそれらのリスクを防ぐためにどのような取組や知識が必要なのかを学習します。


地域医療検査学Ⅰ 3年次前期開講 (保健学科 検査技術科学専攻学生対象)

青森県は悪性腫瘍、脳血管疾患、生活習慣病罹患者が多いことに加え、医療従事者不足による医療過疎が顕在化しています。本科目では青森県医療圏における医療の現状とその改善に対する取組み、臨床検査からのアプローチ、地域医療に携わる他の医療職種との連携について学習します。


地域医療検査学Ⅱ 3年次後期開講 (保健学科 検査技術科学専攻学生対象)

地域医療を担う中核医療機関の特徴的地域連携事業や各地域医療連携プロジェクトへの参加を通じて、地域医療への取り組みを実践的に体験し、地域医療課題解決型人材の基礎を養います。


地域医療研修 4年次前期開講 (保健学科 検査技術科学専攻学生対象)

地域医療職能団体や地域医療を担う中核医療機関と連携し、社会人再教育と地域医療に係る橋渡し研修を行い、地域医療に直結する実務レベルの知識と経験を養います。


臨床検査総合演習Ⅱ 4年次後期開講 (保健学科 検査技術科学専攻対象)

臨床検査総合演習Ⅰ・Ⅱ

本演習では臨床検査全般にわたる知識を深化させ、臨床検査技師国家資格取得に必要となるより臨床的な知識について演習形式にて学習します。


保健学研究科

分子細胞生物化学 博士課程(前期) 1年次前期開講

分子細胞生物化学

臨床検査においては新たな治療薬が開発されると同時にその治療薬の適応性を判断するための検査薬が開発されています。このような検査薬においてはその作用機序を遺伝子発現やタンパク発現などのパスウェイや相互関係とともに理解する必要があり、細胞間においてどのようなシグナリングが行われているのかや電子顕微鏡レベルでの細胞構造も理解することが必要です。本講義では分子レベルでの生体構造や生体応答を学習します。


医療マネジメント 博士課程(前期) 1年次後期開講

医療マネジメント

医療分野においては患者のQOLを高めると同時にコスト面においても最適化が求められます。現在ではクリニカルパスや経営諸表を読み取る医療経営マネジメント、人材の効率的かつ最適な配置や教育を行う医療人材マネジメントなど様々なマネージメントが高度医療人材に対しては求められています。本講義においては各医療職種に共通のマネージメント技術や分析技法を学習し、医療機関のマネージメントのあり方について検討を加えます。


放射線臨床検査学(大学院保健学研究科博士前期課程被ばく医療コース)博士課程(前期)
1年次後期開講

放射線臨床検査学

青森県では全国唯一となる核燃料サイクル事業が行われているほか、東北電力東通原子力発電所が立地しています。またJパワー大間原子力発電所も現在建設中であり、多くの原子力発電関連事業が行われております。そのような背景から青森県には1次から3次までの被ばく医療機関が設置されており、万が一被ばく事故が発生した場合においては、対象医療機関において専門人材による被ばく医療が行われることとなります。本講義では被ばく事故においての線量評価、関連バイオマーカーのほか、癌などの放射線治療における特殊臨床検査について学習します。


担当科目 一覧

研究室概要 研究者紹介

弘前大学大学院保健学研究科 (弘前大学医学部保健学科)

〒036-8564
青森県弘前市本町66-1
総合研究棟(本町) 5F
TEL.0172-39-5918

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